こどもの将来「どんな大人になって欲しいのか?」親の視点で考えてみます。
貴方はこどもにどうなって欲しいですか?
こんにちは!子育て真っ只中の親としては我が子に「こういう大人になってほしい!」または「なって欲しくない!」という理想像が何かしらあるかと思います。
- 良い学校を出て良い会社に入る事かもしれません。
- 人に優しくできる事かもしれません。
- 何事にも挑戦できる強さや
- 学校の勉強だけではない「賢さ」かもしれません。
- 自分で自分の道を切り開いていくたくましさ かも。
もちろん、健康であってくれれば、笑顔でいてくれれば多くは望まない。という考え方の親御さんもいらっしゃる事でしょう。それぞれ思いはいろいろあるかと。
さて、ひとつ質問です。
もちろん、3歳くらいまでは親御さん主導でしかどうにもできないと思いますが、いわゆる「物心つく」頃の年齢になってきて、言い訳などもそれなりに筋が通って来たりする程度の成長を見せてきたあたりなら、将来の理想像の共有はある程度可能かと思います。
以前にも書きましたが、子供自身のなりたい将来像(正義のヒーローとか、ウルトラマンとか)もあり、それはそれで認めたうえで、親としてはどう考えているのか?を、お子さんが解るレベルまで落として話をする。という事です。
押し付けではなく「共有」
勘違いして欲しくないのですが、
基本は以前のブログどおり「正義のヒーローになりたいなら、強くなりたいなら、ご飯はしっかり食べよう!お友達には優しくしよう!」という、あくまで子供自身の「目標」を応援する係です。その上で、親としての思いを「共有」して、知ってもらう。
一般的に、子供というのは「承認欲求」が強い生き物で「見てみてー!」と、些細な事でも伝えてくる存在ですから、親の期待を知ると暗にでも「それに応えたい!」「認めてもらいたい」と心の奥では思うものです。
社会に出れば誰でも知っている事ですが、他人の要求を満たせば「利益」が得られます。
- 就職でも
- 商売でも
- 良い人間関係でも。
自分の欲求だけを通し続けて生きて行くのは現代社会ではなかなか難しいという実情。
子供も利益を意識している
子供も、
の2点はとても重要である事に違いありません。
強制や期待を押し付けるのではなく、知ってもらって自主的な行動を促す。単発なもの、繰り返すもの、いろいろあると思いますが、親子関係は継続して行くものですから、子供の成長や時代の変化によって「目標」もいろいろ変化して当然です。
もちろん、
- 変化しない目標
- 人格的な部分
- 健康
- 笑顔など
の根本的なところが根底にあるのは大前提です。それを達成するための中目標として「勉強や就職など」がある。というのを忘れないようにしましょう。
こんな時代だからこそ
本当に変化のスピードがめまぐるしい程に早い時代です。10年前には重宝されていた技術が今では使い物にならなかったり、10年間には存在していなかった会社が世界のTOP10企業に入って来たり、逆もまたしかりで…。
私が子供の頃は「そろばん」が結構流行ってて多くの生徒がいました。(今もあるようですが)もちろん指先は多少器用になりますし、暗算は少し速い程度にはできますが、電卓、表計算ソフト、AIの時代になった現代において、実務においてそろばんで「計算」する人はほぼ皆無です。(私が子供の頃でも電卓はありましたが)
まとめ
ですので、親として、子供にいろいろな事を身につけさせたい気持ちはたくさんあるでしょうが、人としての根本的な普遍な部分意外の、いわゆる「スキル」的なところの目標は、状況に合わせて変化させて行くべきものなので、あまり気負いせず、気楽にいきましょう!という感じです。
iPhoneの初代が発売されたのが2007年です。つまり、それ以前は「アプリ」という考え方、それを制作する企業はなかった訳です。たった10年やそこらで、スマートフォン、およびアプリは現代生活において不可欠と言える程の存在になりました。それくらい変化のスピードが激しい「現代」です。
という事で、目標設定は柔軟に変化させて行った方が良いですよ。というお話でした。
では、また!