得手不得手、得意と不得意、子供の才能について
子供には得手不得手がある
こんにちは!以前より常々感じている事ですが、子供には得手不得手がありますよね?もちろん、大人でもある訳ですが、子供の場合はとても分かり易いというかなんというか。
それまで一度も経験したことのない事(初体験)をはじめてやってみた時、当然上手にできるわけないのですが、なぜかそれなりに対応できる場合があったりする。
「この子、センスあるのかなー?」なんて思ったりします。
ウチの息子は、球技があまり得意な方ではないです。
大きいボールでも小さいボールでも、キャッチボールは結構練習しているつもりなのですが、キャッチする事がけっこう難しいようです。投げる方はやっとそれなりになってきましたが。
そんな中、最近おもちゃのバット(プラスチック)で遊ぶ機会がありました。
自分の手でボールをキャッチできないのだから、バット使って打てる(当たる)訳ない。当たってもごくまれにで、まぁ、まぐれみたいなもん。と、勝手にレッテルを張っていました。
が、
実際やってみたところ、なぜか当たる。そして、打てる(しっかりと前に飛ぶ)。。。
なんで?
なんで手で取れないのにバットで打てるの?
割合にして、3回(私が打てる球を投げられた)に1回くらいはバットに当たり、そのうちの3回に1回くらいは前に飛び、そのうちの3回に1回くらいはしっかりとした打球に。(ライナーで返ってきて私が取れないくらいに。。。)
まだ、幼稚園も卒業していない6歳になったばかりで、キャッチボールが上手ではないのでバットは無理だと思っていたのが間違いだと気づかされました。
その後、
気を良くした息子とバッティングセンターに向かいました。一般的なバッティングセンターの最低スピードは80km/hなので、そこに挑戦します。もちろんヘルメット着用。子供用の金属バットも置いてありますが、それでも6歳(幼稚園では大きい方ですが)の息子にはかなり重いようで。
結果、20球の内、バットには5~6回ほど当たり、2回くらいは前に飛びました。(さすがにヒット性の当たりはなく)
なにが得意で何が不得意なのか、同じような系列の遊びでもやってみないとわからないものだなー。と思いました。
さて、
得意(長所)を伸ばす戦略と、不得意(短所)を補う戦略、息子の人生においてどちらが効果的でしょうか?
今回の野球に関して言えば、
不得意なキャッチボールに関しても練習を続づけ、平均近くを目指しつつ、得意で大好きなバッティングに力を入れていく。という私なりの結論に至りました。
理由は、
バッティングは野球の中の要素の1つなので、キャッチボールが下手なままでは参加する機会が少ない(子供野球にDHはありませんし)。というのが最大です。バッティングだけやって楽しめるなら、不得意なキャッチボールは捨てても良いのですが、そういう訳に行きませんもんね。
私は基本的には得意は伸ばし、不得意は捨てる。という戦略が好きです。全部を平均以上にしたところで平均以上でしかないですが、ひとつでも誰にも負けない!というのがあれば、それはオンリーワン的な存在という事ですので。
しかし、今回の教訓は、勝手なレッテルを張っていた自分に気づけた事かと思います。なんでもやってみないとわからないもんですねー。
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得意不得意どちらを伸ばすべき?というのをゲーム理論的に次のブログに書いています。ぜひご一読を。