育児×ゲーム理論

ゲーム理論で育児を考える

人生を愛する者よ 時間を浪費してはならない

人生を愛する者よ 時間を浪費してはならないなぜなら、「人生」は時間で出来ているのだから。 

ベンジャミン・フランクリンの有名な言葉です。

f:id:billow:20190607135530j:plain出典wikipedia

 

一人ひとりに大切な人生があって、今までの判断・決意・決断によって今がある。

これからの人生はこれからの判断・決意・決断によって大きく変わって行くかもしれないが、今までの判断の「失敗」が尾を引いてなかなか思うように動けない。

 

そんな状況、誰しもあると思います。

 

今日はここで、「人生のなんたるか!」を説きたいのではなく(正直なところ、私にもわかりませんし・・・)、「今という時間を大切にしようね」というお話です。

 

「今」という時間を大切に

そこに、ゲーム理論行動経済学などの駆け引きは必要ありません。純粋に、今をできるだけ楽しみましょうというだけです。なぜなら、今という時間は今しかない、今日は今日しかないのですから。

 

大変な時代、仕事をして、家事をして、子育てをして、親の面倒もみて、それこそ皆さんスーパーマンレベルで頑張っている事と思います。なにかしっかりと「守りたいもの」が明確にあるから頑張れているのかもしれません。

その「守りたいもの」は人それぞれでしょうが、こちらのブログをご覧の方々の多くは「こども」がその中心にいるのではないでしょうか。

 

日々つらい出来事が降って湧いてきて、新たな問題が発生し、でも前を向いて対応していかなければならない。

どうせ前を向いて戦って行くのであれば、ぜひ、元気良く、楽しく、時間を大切にしながら効果的に!というのが理想ですよね。

そして、その方が良い結果につながる可能性が高い!というのも心理学的にも明らかです。(自己達成予言的発想)

 

時間はプレゼント

毎日忙しく、なかなか休息もとれず、たまの休みは子供の相手をしなければならないので疲れが溜まる一方。

このような状況の方も多数おられると思います。

 

ですが、少し見方を変えてみると、その「たまの休みに子供の相手」が出来る状況は、日々のあなたの頑張りのおかげでもたらされている「プレゼント」だと思いませんか?それは家族へのプレゼントであり、あなたへのプレゼントでもあります。

もし、あなたが頑張っていなかったら、そのような時間はないのかもしれないのです。あなたが日ごろから頑張っているからこそ、子供は元気に育ち、たまに家にいる親と遊びたがっている。遊べるチャンスがある。それはとても素晴らしい事だと思います。

 

子供が子供である時間はあっという間に過ぎ去る

子供の立場からすると、そんなあなたの「頑張り」は見えていないでしょうし、体力的にも子供の方が有り余るエネルギーを持て余している状態なので、相手をすると「疲れる・・」と感じてしまうかもしれません。

ですが、このかけがえの無い時間(子供の成長は早いので、あっという間に親と遊ぶなんて事はなくなります。気が付けば2度とないかもしれない)は、あなたの日ごろの頑張りの結果としてプレゼントなのですから、あなた自身が大いに楽しむべき時間でもあります。

 

  • 日ごろの頑張りのせいで、体力が減っていると感じていれば、体力をあまり使わない遊びを提案し、子供を巻き込んでいく。
  • 日ごろデスクワークばかりでカラダを動かしていないなぁと感じていたら、子供と一緒に外で遊んでみる。

 

もちろん、相手も一人の人間なので、こちらの要望が通るばかりではないでしょうが、そこは得意な「ゲーム理論」や「行動経済学」などを利用して、子供相手に双方の満足度が高まるように「交渉」してみてはいかがでしょうか?

そしてその交渉のやり方も内容も全て、できるだけ楽しいものになるよういろいろ工夫してみてください。

 

きっと、少しかもしれませんが気持ちやカラダが楽になる。かもです。